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ロッドのお取り扱いについて

この度は弊社製品をお買い上げ頂きまして、誠にありがとう御座います。ご使用の前に本説明書をお読みの上、正しくご愛用くださいますよう、お願い致します。
※本説明書記載の内容に沿わない使用による破損等については、保証の対象外となりますので、ご注意ください。

取り扱い上の注意

  • 釣糸は必ずガイドリングに正しく通してご使用下さい。通し忘れた状態でご使用になると、釣竿を破損する恐れがあります。
  • リールシートの過度な締め付けすぎにご注意ください。リールシートを破損する恐れがあります。
  • ガイドにラインが絡んだ状態で無理にリールを巻いたり、キャストすることはやめてください。釣竿を破損する恐れがあります。
  • ルアーの巻き取りすぎにご注意ください。ガイドパーツや釣竿を破損する恐れがあります。
  • 急角度な垂直方向の曲げ加重は釣竿を破損する恐れがありますのでご注意ください。(釣竿を立てた状態で垂直方向に曲げ込む、天井にあてる等)
  • キズにご注意ください。岩やコンクリート等の硬い物の上に置くとロッドを傷付け、破損につながる恐れがあります。
  • 釣竿を束ねる際はブランクキズやガイドパーツ破損の原因になりますので、十分ご注意ください。
  • 衝撃にご注意ください。車やボートに立掛けた釣竿を倒すとキズがつくばかりか、局所的な衝撃が加わり、釣竿を破損する恐れがあります。また、運搬やボート走行時の衝撃にも十分ご注意ください。

継竿についてのご注意

継ぎ目(フェルールもしくはジョイントと呼びます)のあるロッドについて、必ず、以下をお守りいただきご使用ください。

  • ご使用前にしっかりと奥までジョイント部を差し込んで下さい。ほんのわずかでも緩んだ状態で使用すると劣化に繋がり釣竿を破損する恐れがあります。
  • 継竿のジョイント部に異物や塩分が入りこまない様にご注意ください。固着や破損の原因になる恐れがあります。
  • 継竿のジョイント部の過度な押し込みすぎにご注意ください。固着や破損の原因になる恐れがあります。
  • 必ず定期的にフェルールワックスを使用してください。ワックスで隙間無く密着させる事で、破損を防ぐだけでは無く、キャストの際のスムーズなパワー伝達やファイトの際のベンディングなど、ロッド本来のパフォーマンスが発揮されます

◆破損実例


このケースは、ジョイントを差し込んでセットする際にフェルール部が汚れなどでキチッと奥まで入り切れておらず、そのまま使用して何度もキャストしたり魚を抜き上げたり、根掛かりなどを外すのにロッドを曲げたりして負荷をかけ続けて折れたケースです。こういったトラブルでアングラーは「ブランクに瑕疵があった(厚みの不備など)」などと思いがちですが、通常では太いバット部が折れることなど、竿の製造工程や物理的に見てまず考えられません。使っている際にはなかなか感知できないレベルなのですが、フェルールが少しでも緩んでいるとわずかに出来た隙間のせいで大きい負荷が掛かった際に差し込み口の【エッジ部一点に応力が集中】します。そして気付かずにそのまま使い続けていると一点だけが疲労して破損に繋がるのです。

フェルールワックスについてはこちら。

ロッドのつなぎ方及びはずし方

継ぎ目の部分をフェルールもしくはジョイントと呼びますが、それには大きく分けてスピゴットフェルールとオーバープットフェルールの2種類があり、それぞれ継ぎ方が違います。いずれのフェルール形式でも、ガイドを曲げてしまわないよう、継ぐ時にはガイドに手をかけないように、出来る限りフェルールの近くを持つことが肝心です。

スピゴットフェルールの場合


 

スピゴットフェルールのロッドの場合は、写真のようにフェルールの近くを持ってガイドが真っ直ぐになるようにして軽く継ぎ、そのまま止まるまでしっかりと差し込みます。
はずす時も同様に、真っ直ぐに引き抜きます。堅くて抜けにくいときに決してガイド部を持って捻らないで下さい。特にATガイドなどシングルフットガイドは直ぐに変形してしまいます。

注意:スピゴットフェルールは、緩み防止の為、合わせ目が数ミリ空くように設計されています。絶対に無理に押し込まないように注意して下さい。また、この隙間が狭くなってきた場合、インローがすり減っていることが予想されますので、フェルールワックス等を塗って、キャスティング中に抜けないようにして下さい。

 

ロッドが抜けなくなった場合

 
(写真は膝を開いて抜いた状態です。少し膝を狭めた状態から始めます)

フェルールが抜けなくなってしまった場合にはロッドを後ろに回し、膝の力で抜きます。この際もガイドに手を掛けないように注意して下さい。
竿を膝の後ろに回し、フェルールの近くをしっかり持ちます。膝は軽く閉じた状態で、両手で膝を軽く締めるように持ちます。そこから脚の力だけでゆっくり膝を開くと簡単に抜けてくれます。

 

オーバープットフェルールの場合

オーバープットフェルールのロッドの場合は、捻りながら徐々に力を加えて差し込んでゆき、いちばん奥まで入った時にガイドが直線に並ぶようにします。はずす時も同じく、捻りながら緩めるようにします。

フェルールの緩みは破損の原因となります。しっかりとつなぎ合わせるよう心がけ、釣りの途中でも時折確認するようにしてください。また、1日ロッドを使っていると、時としてフェルールがきつくなり、簡単には抜けなくなってしまうことがありますが、そんな時のはずし方を載せておきましたので、参考にして下さい。

 

 

その他のご注意

  • 各社リールとリールシートのマッチングに関して、汎用性を考慮した設計を目指しておりますが、リールフット形状に共通規格が無いことから、取り付けが困難なケースや、取り付け状態に差が生じる場合があります。あらかじめご了承下さい。
  • ロッドを振ると音が鳴る場合がありますが、その多くはガイド接続部やグリップ接着部から発せられる摩擦によるものです。これは破損ではなく、釣竿の機能上問題になるものでは御座いません。
  • 釣竿は製造技術上、シャフト曲がりを100%抑制する事が困難な工業製品です。軽微な曲がりは強度や機能上問題になるものでは御座いません。
  • 改造や分解された釣竿は弊社の保証や修理などのアフターサービスを受けられませんのでご注意ください。

安全のためのご注意

  • 高圧線、架線、電線による感電に注意して下さい。素材特性上、電気をよく伝えます。したがって、電線などに接触すると感電する恐れがあります。場合によっては死亡事故につながります。特に高圧線の下では絶対に使用しないでください。高圧線の場合、近寄っただけでも高圧線から放電し感電する場合があります。
  • 釣り場以外の場所で釣竿を使用し、電線に触れる事故が発生しています。釣竿を使用するときは周囲の安全に十分注意してください。
  • 落雷による感電に注意してください。使用中に雷が発生したときは、釣竿を直ちに仕舞い込むか、釣竿から離れるようにしてください。
  • 投げるときは、周囲に人がいないか十分に安全を確認して下さい。釣針、ルアーフック、おもり等が当たると非常に危険です。
  • 根掛り(釣針や仕掛けが湖底等に引っかかり、はずれない状態)したときは、釣竿をあおらず糸を手にとって切るようにしてください。釣竿を無理にあおりますと竿が折れて怪我をする恐れがあります。また、糸を手にとるときは、糸で手を切る場合がありますので、手袋やタオルで手を保護してください。
  • もし、釣竿が折れた場合、その折れた部分に素手で触れないようにしてください。不用意に折れた部分に触れますと、カーボン繊維が手にささる場合があります。
  • 釣竿に釣糸の太さや投げられる重量の指定表示がある場合、その指定表示を超える釣糸やルアー等を使用しないでください。釣竿が折れるばかりか、怪我をする原因にもなります。
  • 釣針はささりやすく非常に危険です。
  • 子供の手の届かないところに保管してください。
  • 魚から針をはずすときは注意してください。
  • 投げるときは必ず周囲の安全を確認してください。
  • パッケージ、ゴミなどは釣り場に残さず、必ず持ち帰り、責任を持って処分してください。
  • 直射日光のあたる車内等、高温になる所へ長時間放置しますと、変形する恐れがあります。
  • 釣り以外の目的には使用しないでください。